楽しい映画と美しいオペラ
楽しい映画と美しいオペラ――その150
2025年7月14日 楽しい映画と美しいオペラ
激しさと優しさ、そして夢の世界――アリス=紗良・オットのモーツァルトとラヴェル 世界がコロナウイルス禍に見舞われていた2020年6月4・5日、ミュンヘンのガスタイクフィルハーモニーで、オクサーナ・リーニフ(1978年生ま …
楽しい映画と美しいオペラ――その149
2025年6月12日 楽しい映画と美しいオペラ
絶望の深淵と愛の深さと――エンリケ・マッツォーラ指揮『蝶々夫人』 オペラの終幕近く、ティンパニーの大音響がホールに響きわたる。初台の新国立劇場の4階の席には、とりわけその音が鮮明に聴こえたはずである。音を味わうには、ホー …
楽しい映画と美しいオペラ――その148
2025年5月15日 楽しい映画と美しいオペラ
トラクター時速8kmのロードムービー――デイヴィッド・リンチ『ストレイト・ストーリー』 この映画は、今年の1月に78歳で亡くなったデイヴィッド・リンチの、53歳の時の作品である。彼は「カルトの帝王」などと呼ばれている特異 …
楽しい映画と美しいオペラ――その147
2025年4月23日 楽しい映画と美しいオペラ
現代ダンスに甦るバロックオペラ――ラモーのオペラ=バレエ『エベの祭典』 各国のオペラを比較して、フランスのオペラは、バレエの重視が特徴であるといわれる。ラモーのこの作品を観て、その事実を正確に認識した。オペラが誕生してせ …
楽しい映画と美しいオペラ――その146
2025年3月12日 楽しい映画と美しいオペラ
高校生の純愛がもたらすもの――村山新治『故郷は緑なりき』 村山新治という東映の映画監督を私は知らなかった。すでに2021年に98歳で没しているのだが、彼の映画の大回顧展がラピュタ阿佐ヶ谷ではじまっている。その情報を、監督 …
楽しい映画と美しいオペラ――その145
2025年2月23日 楽しい映画と美しいオペラ
19歳と79歳の恋物語――ハル・アシュビー『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』 歳の離れた恋人同士というのはもちろん存在する。私の友人にもいて、彼は予備校講師。歳の差30歳をものともせず、教え子と相思相愛と …
楽しい映画と美しいオペラ――その144
2025年1月17日 楽しい映画と美しいオペラ
アムステルダムの平和と戦争―スティーブ・マックイーン『占領都市』 この映画をつくった人々は、アムステルダムという街を心から愛している。これが、映画を観終わって思った第一の感想である。ナチスに支配された5年間(1940年5 …
楽しい映画と美しいオペラ――その143
2024年12月28日 楽しい映画と美しいオペラ
2024年を締めくくる珠玉の音楽 『ウィリアム・テル』『皇帝ティートの慈悲』とふたりの名ヴァイオリニスト 「子どもたち、子孫のためにも、抵抗を止めるわけにはいかない。彼らの自由を守るために」。まるで、ロシアの侵略に抵抗す …
楽しい映画と美しいオペラ――その142
2024年12月2日 楽しい映画と美しいオペラ
詩とは何か、ネルーダは語る――マッシモ・トロイージ主演・脚本『イル・ポスティーノ』 世界の、おそらく最長老の指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットは、97歳の誕生日を、オーストリアの聖フローリアン修道院で迎えた。2024年 …
楽しい映画と美しいオペラ――その141
2024年10月24日 楽しい映画と美しいオペラ
感情を揺さぶる、香り立つ情感――成瀬巳喜夫『乱れる』 いい映画は、テレビの小さな画面からでも、情感が溢れ出てくるものだと、改めて実感した。録りためてあった、成瀬巳喜夫監督の『乱れる』を改めて観たときに覚えた感慨である。そ …




