一般財団法人 知と文明のフォーラムとは、行き詰った近代文明を打破し、新しい「知」を構築する目的で、北沢方邦、青木やよひを中心に発足した団体です。
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楽しい映画と美しいオペラ

楽しい映画と美しいオペラ――その86

古典芸能継承の光と陰————狂言を伝える『よあけの焚き火』 日本ほど古典芸能が、原初の形で残っている国は珍しいという。能・狂言はその典型だろうし、これらを専門に上演する国立の劇場も存在する。毎月4、5演目は上演され、チケ …

楽しい映画と美しいオペラ――その85

歌と踊り、そして政治と宗教——インド映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 歌あり、踊りあり、笑いあり、美談あり。とかく楽しいインド映画。この通俗的な流れで鑑賞しても、楽しめることは請け合いである。歌と踊りの迫力は、 …

楽しい映画と美しいオペラ――その84

高雅きわまるカウンターテナー ——ヴァレア・サバドゥス&コンチェルト・ケルン 思いもかけず素晴らしいカウンターテナーに遭遇した。久しぶりに古楽のアンサンブルが聴きたくて、コンチェルト・ケルンのチケットを買ったのだったが、 …

楽しい映画と美しいオペラ――その83

ジャンルを超えるロックミュージック——『ボヘミアン・ラプソディ』人気の源泉 昨年の映画の興行成績の第1位は『ボヘミアン・ラプソディ』だそうだ。クィーンの名前すら知らなかった私でさえ観た映画だから、第1位はうなずける。なに …

楽しい映画と美しいオペラ――その82

ヴェルディの「新しい喜劇」——カルロ・リッツィ指揮『ファルスタッフ』 構築的で硬質な、ヴェルディ特有のオーケストラが会場に響きわたる。最初の音を聴いただけで、これは! と思う。緩急自在で重厚、さらに響きに奥行きが感じられ …

楽しい映画と美しいオペラ――その81

「事件」となった上映会——70mm版『2001年宇宙の旅』 10月13日、京橋の国立映画アーカイブ(旧東京国立近代美術館フィルムセンター)に着いたのは朝7時過ぎ。ところが、館前にはすでに長蛇の列。なんと147番目だった。 …

楽しい映画と美しいオペラ――その80

現代音楽は能に通じる!——三木容子 現代ピアノリサイタル リサイタルの案内を受け取って、度肝を抜かれた。いまの日本のピアニストで、ほかにいったい誰が、このようなプログラムで一夜のコンサートを開くだろうか。よほど意識の高い …

楽しい映画と美しいオペラ――その79

愛の孤独と豊かさを鮮烈に描く——イ・チャンドン『オアシス』 男と女の愛は、ふたりだけのもの。他者の容喙をゆるさないし、他者に説明もできない。もちろん、他者には理解しようもないものだ。そして、静かに、深く、ふたりの土地を耕 …

楽しい映画と美しいオペラ――その78

オペレッタの楽しさがいっぱい!——東京室内歌劇場『天国と地獄』 芸術は人生にとって、本当に必要なものなのだろうか。ここ半年に近い間、私はオペラはもちろん、映画すらも観にいかなかった。家でも、音楽はほとんど聴かなかった。理 …

楽しい映画と美しいオペラ――その77

祈りは音楽の源泉か——真言声明とグレゴリア聖歌のコラボレーション 祈りこそ音楽の源泉ではないか? 真言声明とグレゴリア聖歌のコラボレーションを聴いて、そう実感した。声明は日本音楽の、グレゴリア聖歌は西欧音楽の、それぞれ源 …

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