大竹まことゴールデンラジオ!

ヒゲじい(以下ヒゲ): 鬱陶しい季節だねぇ。でも、梅雨の晴れ間は散歩がいいよ。ここ、水元公園は散歩に最適。都心にこんなに広い公園があるのはホントに助かる。オレはここに近いから、晴れれば必ず来るよ。
メガネじい(以下メガネ): ボクはちょっと遠いからね。そんなにしょっちゅうというわけにはいかない。でも自転車で30分だからね、運動にちょうどいいんだ。キミはいつもラジオを聴いているね。近くの人に迷惑じゃないの?
ヒゲ: そうかもしれない。でも、公園でラジオを聴く気持ち良さは、ちょっと手放せないなぁ。
メガネ: 他にも何人かラジオを聴いているんだけど、耳を傾けると、ほとんど文化放送なんだね。どうして?
ヒゲ: なんで文化放送だと分かる?
メガネ: じつはボクは、テレビよりもラジオが好きでね。ほとんどNHKなんだけど、コロナ騒動で、いろんな番組を聴くようになったんだ。午後のこの時刻は「大竹まこと」だろ?
ヒゲ: そうです、そうです。木陰で、眠るともなくのんびり聴くには最適。居酒屋談義だね。いろんな奴がわいわいがやがやしゃべるんだけど、世間を知るにはいいんだよ。
メガネ: 世間を知る?
ヒゲ: たとえば時事問題だよ。ウチは新聞とってないから、世間のことはラジオから情報を得ている。「大竹まこと」は今度の「Go to キャンペーン」でもまっとうなこと言ってるよ。もちろん、こんな時期にやるべきじゃないとね。キミ、NHKを聴いていても、政治のこと、分からないんじゃないの?
メガネ: 別にNHKしか聴かないというわけじゃないよ。
ヒゲ: そうかなぁ。キミはラジオやテレビはNHK、新聞は朝日新聞だろ? 本は岩波書店か?
メガネ: ひどいこと言うなあ。まるで世間知らずっていう感じじゃないか。文春や幻冬舎の本だって読みますよ。
ヒゲ: まあそれはともかく、大竹まことは昭和の常識人だね。
メガネ: その比喩はよく分からないけど、ボクは彼のことはまったく知らなかった。たまたま「チコちゃんに叱られる」を観ていたら、大竹まことが出ていてね。このコワモテのおじさん、誰って感じ。
ヒゲ: この番組はもう13年も続いているらしい。根強い人気があるんだろうね。世の多くのおじさんおばさんが聴いているとしたら、真っ当な常識が育まれると思うよ。パートナーが毎日替わるじゃない。月曜日は阿佐ヶ谷姉妹だし、金曜日は室井佑月とかね。ずけずけもの言う室井は面白いねぇ。
メガネ: そうだね。水曜日の壇蜜もひねくれていて愉快。紳士交友録には、金子勝や森永卓郎、武田砂鉄など、一癖も二癖もある連中が登場するし。
ヒゲ: それに、ホストクラブのホストも出演していたね。コロナ感染防止の手立てもキチンとやっている。寂しい女性客との心をこめたつきあいなど、感激したよ。風俗店などと単純に差別してはいけない。
メガネ: 驚いたのは17日、森友問題で自殺した赤木俊夫さんの奥さん、雅子さんが出演したことだよ。
ヒゲ: 夫の7枚の手記を誰か信頼できる人に託して、雅子さんも自殺を考えていたらしいね。雅子さんはホント、普通の人。彼女の悲しみと怒りがよく伝わってきたよ。生の声は説得力がある。
メガネ: 雅子さんは話しながら泣いていたけど、大竹まことも涙声。彼はよく泣くねぇ。
ヒゲ: とにかく、「大竹まことゴールデンラジオ!」は、いま日本でなにが起きているのかを知るためにはとてもいい番組。NHKばかり聴いていてはダメだよ。
メガネ: 分かりました。

2020年7月19日 ワーニャじいさん