5月も中旬となり、ドクダミの白い花が咲きだした。4,5年程前からこの白い花を摘みホワイトリカーに入れて化粧水代わりに使うようになったが、スッピンのときのほうが多いので毎年余る。

白い花が咲き出したドクダミと昨年作ったドクダミの花の化粧水。濃い茶色になる。

今年は貰い手が現れたのだが、彼女はナント(水虫予防に)足の裏に塗るのだそうだ。庭に生える草で自家製野草茶作りも毎年の作業だが、ドクダミの葉は加えると味が主張しすぎなので使わず、根っこをきんぴらにしたり(便秘に良いと聞いた)葉を天ぷらにしたりで使っている。柿の葉、ユキノシタ、ツユクサ、ミントそれに今年は人参の葉と蛇イチゴの葉も入れて干し、もう1回目は暑かった日に飲んだ。

晴れた日に干す

2021年の野草茶

昔植えた胃の薬になるという「ゲンノショウコ」は他の雑草に負けたか今年は消えてしまい残念。この手製茶はそう美味しいものでもないのだが、大量に干しても水分が抜けて縮み、超うす味なのでどうしても大量に煮出すので、即消費となってしまう。蛇イチゴも見つけては薬用アルコールに入れて蚊対策にするのも。もう数十年の行事。

蛇イチゴの赤い実

そして今年も無事、梅の実が育ち、ジュースで愉しめそうだ。

梅の青い実

草を抜き、花を摘み、赤い実、青い実を採ることは身体が喜ぶ愉しい作業だ。都内だし、風の通りも家々に囲まれ不十分、日当たりも厳しい。それなのに何もしないのに、お茶をジュースを化粧水をかゆみ防止を恵んでくれる自然に心から敬服。

深く感謝!