一般財団法人 知と文明のフォーラムとは、行き詰った近代文明を打破し、新しい「知」を構築する目的で、北沢方邦、青木やよひを中心に発足した団体です。
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フォーラムをめぐる人々

フォーラムをめぐる人々―水元公園の池畔談義3

戦争は終わっていない メガネ: 残暑とはいえ、いつまでも暑いねぇ。でも、ここ水元公園へ来ると、ホッとするよ。水が気持ちを落ち着けてくれるのかな。 ヒゲ: そう、水辺の木陰は最高だよ。ここは、オレの夏の書斎なんだ。今日みた …

フォーラムをめぐる人々ーむさしまるのこぼれ話 その十一 寂しさと温かさと

目と目が合った、その老人と。ある宴会の席上でのこと、どの席が空いているか、立って眺め渡していたわたしの視界に、一番奥の席の老人の投げる眼差しが飛び込んできた。なにやら意味ありげな、いたずらっぽいといってもよさそうな、その …

フォーラムをめぐる人々―水元公園の池畔談義2

保坂世田谷区長頑張れ! メガネ: 今年は雨が多いねぇ。久しぶりに水元公園に来たよ。まだ梅雨明けではないけれど、とにかく雨は降ってないからね。 ヒゲ: 近くに住んでいるオレも久しぶり。気温も高くなくて、気持ちいいね。ところ …

フォーラムをめぐる人々―水元公園の池畔談議1

大竹まことゴールデンラジオ! ヒゲじい(以下ヒゲ): 鬱陶しい季節だねぇ。でも、梅雨の晴れ間は散歩がいいよ。ここ、水元公園は散歩に最適。都心にこんなに広い公園があるのはホントに助かる。オレはここに近いから、晴れれば必ず来 …

フォーラムをめぐる人々ーむさしまるのこぼれ話 その十 タンゴは続く、どこまでも

『サタンタンゴ』(監督タル・ベーラ) ぐずつく空、ぬかるんだ地面、寒村の倉庫の薄汚れた壁… そんなモノクロームの映像が、文字どおり延々と、観ている者の感覚マヒを狙うかのように、続いてゆく。上映時間7時間18分。これは、わ …

フォーラムをめぐる人々―映画『主戦場』

慰安婦問題の本質を考える 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」の中止は残念でした。芸術監督が津田大介氏だっただけに、もう少し頑張ってほしかった。電話やネットでの攻撃の有効性を認めてしまう結果になっ …

フォーラムをめぐる人々―映画『新聞記者』

「内閣情報調査室」は政府の謀略機関か?! 「ハンセン病家族訴訟 控訴へ」。これは今日(7月9日)の朝日新聞朝刊の一面の大見出しです。「元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決について、政府は控訴して高裁で争 …

フォーラムをめぐる人々ーむさしまるのこぼれ話 その九 微かな陽

『シークレット・サンシャイン(密陽)』(監督イ・チャンドン) これはもう、ひたすらラストシーンを語りたい作品だ。 どこにでもころがっている、しもた屋風の家の庭先。そこにある台に鏡を置いて、パンプスをはいたワンピース姿の女 …

フォーラムをめぐる人々―フクシマは終わらない

飯舘村は安全か——村民伊藤延由さんの報告 福島県の飯舘村は、原発から30km離れています。事故があった4日後、海に向かって吹いていた風が北西向きに変わりました。そして雪が降り始める。こうして、飯舘 …

フォーラムをめぐる人々ーむさしまるのこぼれ話 その八 台北の青い空

台湾の映画監督侯孝賢(ホー・シャオシェン)の作品中でいちばんのお勧めは、と問われたら、ためらうことなく「非情城市」と答える。今まで観た台湾映画のなかでは屈指のものだ。けれども好きな昨品は、と聞かれたら、たぶん「戀々風塵」 …

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