「春は芽のもの、夏は葉のもの、秋は実のもの、冬は根のもの」という言葉を思いつつ、春夏秋冬を過ごす。今年はまだ蒸し暑さが居直っているが、虫の音も空の月も秋到来を告げている。

2021年収穫の木瓜の実

総裁選報道まみれのメディアに憮然とし、レイプもみ消し男を警察庁長官任命という末代に残る破廉恥人事の菅政権に更に憮然とし、ついつい木瓜の実を早めに収穫(実が緑から黄に変わりだした頃、香りが増すのだが)し、後悔する。

黒砂糖をまぶしたものとハチミツに浸したもの。少しずつ木瓜のエキスが染み出てくる

木瓜の実は、1センチ程に切り、種はだし、今年は黒砂糖まぶしたものも少々、残りは例年通りにハチミツシロップにした。毎日、瓶を振っていれば数か月後には5,6倍に薄めて飲むことが出来る。木瓜の花は匂わないが春に顔をだした実は暑さを超えると芳醇な香りを放ち、飲めば梅シロップと並び美味しい。

赤紫蘇の穂は、紫色の小さな花をつけている

赤紫蘇は紫のかわいい花が穂のところに咲く。

刺身にはついてくる青紫蘇も、この赤紫蘇も魚毒を消すそうだ。

収穫した紫蘇の穂

紫の花穂が消えると、紫蘇の実が膨らみ始めるので、毎日、確かめていたのだが、やっと昨日から収穫可能なものが見つかるようになった。

灰汁をとるために水にいれる

茎から穂(実)を外し3時間ほど水に浸け灰汁とり。塩をまぶしたら、無事、夕食の膳に間に合った。

紫蘇の実のご飯のせは秋の味