赤紫蘇の繁殖力は強く、青紫蘇を駆逐しがち。今年の猛夏に、庭に植えたささやかな、ネギやミントなどは、溶けて消えたが、赤紫蘇は葉が例年より小ぶりにはなったが枯れずに生き延びた。初秋の紫穂は刺身のつまになり、

その時期を過ぎ、今は穂が実をふくらませるので、採り時となる。

枝から穂だけを指でしごいて取る。この作業をすると、灰汁で指先が黒く染まる。数時間は水に浸けて灰汁を抜き、塩をふって瓶に詰めれば、紫蘇の実漬けの完成。これで1年以上は冷蔵庫で持つ。盛夏に昨年に作った塩漬け穂と赤梅干し+鰹節少々を加えて、おにぎりにして食し、夏バテをしのぐのが、毎年の行事。毎年の愉しみ!


今年は枝ごとガーゼにくるみぬか漬け容器に入れたら、1日後には美味しくつかったものを食せた。自然に感謝