■9月8日 民主主義はとまらない!

『戦争法案廃案!安倍政権退陣!9・8新宿駅西口大宣伝』のボランティア・スタッフとして、18時半開始の1時間前の17時半に集合でしたが、その数十分後にはもう「強行採決反対」のプラカードを手に人が集まり始め、横断幕を持ってふりしきる雨のなかを、そのまま20時の終了までという感じでした。傘などはさせないので、スタッフはカッパ姿で頑張り、それは、昨日9日の日比谷野音集会も同様でした。

政党は、民主党、共産党の党首、生活の党、社民党は副党首の4人。その他ママの会、日弁連、学者の会 女の平和 憲法学者の6団体が発言。安保法制採決の前提となる中央公聴会の15日開催が抜き打ちに強行採決され、壇上までつめよって抗議したと岡田民主党党首の状況説明がありました。となると16日には安保特別部会で採決、翌日17日参議院本会議での強行採決となる可能性高く、抗議の声がるいるい……。
社民党の福島みずほ議員の発言「安倍首相!あなたの下に憲法があるのではなく、あなたの上に憲法があるのです」、髪を黄色く染めて登場した奥田愛基さん(SEALDs)の発言「島根県の出身だが、700人が法案反対の集会に集まった。島根で100人以上が集まるなんてすっごいことなんですよ。安倍がどう出ようとも民主主義はとまらない」などが印象に残りました。

■9月9日 公明党元代表代行も反対

台風の雨・風のなか、日比谷野音は立ち見も出て、主催者発表で5500人。集会前に国会請願デモに出た人もいました。集会参加者はその後銀座にデモでしたが、台風とあって、車道のデモの人のほうが歩道の人よりも多数でした。
スタッフは16時半の集合なので、こんな嵐のなか誰も来ないのでは、とぼそぼそと話していたのですが、18時前には6割ほどの人が来て、雨のなかを18時半の開会を待っていました。写真は開始40分前ごろのものです。自民・公明両党の議員の住所を書いたペーパーと抗議ハガキ、それに「強行採決反対」と書いたプラカードを野音の入り口で配布する予定でしたが、雨で濡れるので中止になり、10日・11日に国会正門集会で配布することとなりました。

カンパを貰いに歩いたときには、人波を押し分け押し分けで大変でした。野音の中は、消防法によって、4000人まで、通路はあぶないので居てはいけない、など、反原発集会で混乱があったあとに、とても厳しい規制が導入されたのですが、この日はゆるくなり、通路も人であふれ、入り口付近も立って話を聞く列が重なり合っていました。ニュースは台風報道一色のなか、天井もない場所で、雨に打たれながら参加した人たちがいることに圧倒されるものがありました。
この日も、前日同様の4政党と、日弁連やSEALDsなどが発言。評論家の佐高信さんは「ある女性の戦争反対の文を紹介します」と前置きして、元公明党代表代行だった浜四津敏子さんの「私は軍隊をすべてなくせばいいと思っている」など述べたものを紹介。あわせて「武藤貴也議員は未公開株購入などで自民党を離党したが、かつてのリクルート事件で未公開株を購入した自民党議員は石原慎太郎や宮沢喜一など大勢いた、あれこそが自民党の本流」と皮肉りました。

★今後の行動予定

今日10日は、18時30分より国会正門前集会。またも雨のなかになりそうです。11日は座り込みが13時からで、夜も18時30分より集会。
14日は、18時30分より、8・30大集会に続く国会包囲が、「総がかり行動」から呼びかけられています。光の輪で囲みたいとの事で、ペンライト・懐中電灯など1万個が用意されるとのことですが、持参したほうがいいようです。
15日は中央公聴会が13時より国会で開かれるために、12時30分より正門前で抗議集会があります。その後17時まで座り込み、18時30分から集会。
16日以降も、時間などの変更があるかもしれません。参加される方おられましたら、https://www.facebook.com/sougakariでご確認ください。
また、トイレがない場所です。憲政公園は17時30分閉鎖ですので、桜田門駅か永田町駅のトイレ使用になりそうです。雨だと冷えますし、厳しい条件のなかでの「強行採決止めたい集会」になりそうです。

(束)