知と文明のフォーラムⅡとは、行き詰った近代文明を打破し、新しい「知」を構築する目的で、北沢方邦、青木やよひを中心に発足した団体です。
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北沢方邦の伊豆高原日記

北沢方邦の伊豆高原日記【104】

ガラス戸を開けて芝生にでると、さまざまな樹々の花々の香りが、いささか湿った大気のなかにただよってくる。ときおり近くにやってくるウグイス、ホトトギス、クロツグミ(?)の他を圧する囀りに混じり、メジロやジョウビタキやコガラな …

北沢方邦の伊豆高原日記【103】

樹々の緑が一段と濃さを増し、皐月つまり旧五月の到来を告げる色とりどりのサツキも咲きはじめた。例年より10日以上も早い梅雨入り宣言だが、今日は台風2号の変じた温帯低気圧も去り、久しぶりに青い空がひろがる。 グベクリ・テペの …

北沢方邦の伊豆高原日記【102】

伊豆高原中に匂っていた柑橘類の花々の甘い香りも失せ、さまざまな樹々の花々が白く咲き誇っている。卯月つまり旧四月の名の由来である卯の花(ウツギの花)も盛りで、緑の木の間に淡い黄色がこぼれんばかりである。卯の花とくれば、もち …

北沢方邦の伊豆高原日記【101】

満開だったツツジの花々も散りはじめ、樹々も、もはや新緑とはいえないほど色濃くなってきた。ヴィラ・マーヤの庭に競い立つヤマユリの新芽も、かなり大きくなった。福島原発を避難してきた橋本宙八さんご自慢の二人の娘さんが入居し、賑 …

北沢方邦の伊豆高原日記【100】

季節の移り変わりが早い。桜餅色の八重桜が咲き乱れたかと思うと、もう新緑一色となり、緋色のツツジが咲き誇り、白や淡紅色の花も追い咲きしている。あちこちでウグイスが鳴き交わし、昨年の「ホー・ギルティー(ほう、有罪だって)」君 …

北沢方邦の伊豆高原日記【99】

大震災の影響ではないが、自然のリズムもいささか狂っているようだ。このあたりのソメイヨシノは葉桜となりかかり、緑を増したツツジの深紅のつぼみが膨らんでいるというのに、これより下の桜並木ではソメイヨシノはまさに満開であり、桜 …

北沢方邦の伊豆高原日記【98】

 ようやくウグイスが試し鳴きをはじめた。緋寒桜はもう葉桜で、コブシの白い花が満開だというのに、相変わらず寒い。被災地の方々の苦労が思いやられる。福島第1原発も、チェルノブイリ並みの最悪事態は避けられそうだ。  私の『感性 …

北沢方邦の伊豆高原日記【97】

三月も半ば過ぎだというのに、真冬並みの寒さである。被災者のみなさんにはほんとうにお気の毒だが、この冬型の気圧配置とその強い北西の季節風のお蔭で、壊滅的な福島第一原発から漏れている放射能の大半は太平洋に吹き散らされているは …

北沢方邦の伊豆高原日記【96】

庭のいくつかの水仙の群落が花盛りである。数本を切って花瓶に挿しておいたが、野生の花のあまりにも強烈な香りが室内に充満し、酔いそうなほどだ。早咲きの梅はすっかり散ってしまったが、ウグイスの初鳴きはまだである。 中東「近代化 …

北沢方邦の伊豆高原日記【95】

昨日は氷雨から雪、今日は牡丹雪から雨と、満開の紅梅を背景に、久しぶりに本格的なお湿りである。ホピのシャボテンを出しておく。ホピは伊豆と北緯35度と緯度は同じだが、海抜2,000メートルの高原で、はるかに寒さきびしく、雪が …

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