知と文明のフォーラムⅡとは、行き詰った近代文明を打破し、新しい「知」を構築する目的で、北沢方邦、青木やよひを中心に発足した団体です。

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第11回セミナー 2009年1月24・25日

人間にとって労働とはなにか――ウィリアム・モリスから宮沢賢治へ 講師:大内秀明、北沢方邦 この2月7日、東京都美術館で開催されている「アーツ&クラフト展」を見に行った。ウィリアム・モリスの壁紙やタペストリーなどの工芸品は …

北沢方邦の伊豆高原日記【53】

各地この冬一番の冷え込みとのこと、わが家北側の日蔭に、この冬はじめて霜柱が立つ。しかし陽射しは日々まばゆさを増し、早咲きの白梅の小さな花々がもう五分咲きとなり、メジロたちが逆さになって蜜を吸っている。 ガザの大量殺戮  …

北沢方邦の伊豆高原日記【52】

元日の朝、少なくとも伊豆は晴れて穏やかな陽射し、海上に波もなく、さすが航行する船舶もなく、漁船の影もない。 窓ガラスにリボンを垂らすようになってから、鳥の衝突事故はなくなっていたのだが、今朝大きな音を立ててコジュケイがぶ …

北沢方邦の伊豆高原日記【51】

数日の強い風で、残っていた紅葉や黄葉もすっかり散り尽くした。そろそろ食べ物も少なくなってきたと思い、オウ・リング・テストに不合格だったミカンの実(無農薬を売り物のなかにも、ときおり混じっている)を輪切りにし、葉の落ちた枝 …

北沢方邦の伊豆高原日記【50】

夕景色がきわめて美しい季節となった。ほとんど葉を落したわが家の雑木の枝々が、朱鷺色に染まった空に、レース細工に似た繊細な影を刻み、まだ葉を残した遠くの樹々の、残照に輝く葉叢の赤黄色と鮮やかな対照をつくりだす。急速に日が沈 …

北沢方邦の伊豆高原日記【49】

澄み切った空に木枯らしが吹く日は、伊豆高原名物の落ち葉吹雪が舞う。しかしこうした日は、あくまでも蒼い海に大島が浮かび、波打ち際に白く、波頭が寄せるのが肉眼でさえも見ることができる。わが家の雑木の枝々のあわいから、遠く霞む …

楽しい映画と美しいオペラ―その16

        ハイドンのオペラはおもしろい! ―北とぴあの『騎士オルランド』    心と身体をリラックスさせたいと思うときよく聴くオペラは、やはりモーツァルトやロッシーニのものだ。ヨハン・シュトラウスやレハールもいいし …

北沢方邦の伊豆高原日記【48】

前夜、木枯らしとまではいかないが、かなりの風が吹き、庭の落葉の散乱が、晩秋の弱い陽射しを浴びている。散りかけたカキの葉の赤みがかった鮮やかな黄色の上方に、まだ青みを残すクヌギの枝越しに、碧玉の海がひろがり、梢ではモズが誇 …

第10回セミナー 2008年11月1・2日

21世紀の市民と市民的公共性――小さなユートピアをめざして 講師:篠原一、青木やよひ、北沢方邦 今回のセミナーでは、主に、篠原一先生を講師にお招きし、「シティズンシップと市民的公共性――小さなユートピアをめざして」につい …

楽しい映画と美しいオペラ―その15

   肉体の快楽と精神の愉悦 ―『バベットの晩餐会』  初秋の夕刻、露天の温泉に身をゆだねて、空ゆく雲を眺めていた。暮れなずむ青空を背景に、わずかに夕陽に染められた雲が、ゆったりと動いていく。豊かな湯で身体はほどよく温め …

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