年別アーカイブ: 2007年
北沢方邦の伊豆高原日記【23】
2007年3月22日 北沢方邦の伊豆高原日記
寒桜のたぐいも散り、純白も鮮やかなコブシの花々も散り、山桜の類やソメイヨシノ、あるいはモモやレンギョウはまだ、と伊豆高原はちょっとした花の端境期である。わが家で唯一の花盛りはアセビ(馬酔木)で、常緑の葉叢を蔽って水泡のよ …
北沢方邦の伊豆高原日記【22】
2007年3月3日 北沢方邦の伊豆高原日記
伊豆高原駅前の大寒桜(オオカンザクラ)の並木が満開となり、薄紅色の花々の蜜を吸いにメジロやヒヨドリがやってくる。メジロを知らない若い女性観光客などが、「あ、ウグイスだ」などと声をあげ、笑いを誘う(メジロは派手なウグイス色 …
第6回セミナー/公開シンポジウム 2007年3月3日
2007年3月3日 活動報告
北欧型教育と日本の教育――個別教育を中心とする北欧型教育に学ぶ 講師:伊藤美好、佐藤全、古山明男、リヒテルズ直子 会場:日本女子大学 日本女子大学森田伸子教育学科長の司会により、北沢方邦氏の挨拶ののち、古山明男(古山教育 …
楽しい映画と美しいオペラ―その3
2007年2月23日 楽しい映画と美しいオペラ
美こそが愛するに足りるもの――ヴィスコンティの『ベニスに死す』 アルコールが入ると聴きたくなる音楽がある。マーラーの交響曲もそのうちのひとつで、先週も、職場近くの居酒屋で飲んだ帰り、iPodから聴いたのは第4交響曲だった …
北沢方邦の伊豆高原日記【21】
2007年2月13日 北沢方邦の伊豆高原日記
暖冬の影響だろう。早咲き遅咲きの梅がいっせいに満開となり、水仙の白い花の芳香が庭に満ち、椿の花はすでに落ち、地上に真紅の斑点を散らしている。 年々タイワンリスの被害が増大している。わが家には、ユズ、キンカン、夏ミカン、タ …
おいしい本が読みたい●第四話 ベートーヴェンの横顔が見える
2007年2月4日 おいしい本が読みたい
おいしい本が読みたい●第四話 ベートーヴェンの横顔が見える 二世紀近く先を歩む人であれば、その後ろ姿は二百年の霧に包まれておぼろげになる。まして個性的なエピソードに事欠かぬベートーヴェンのような人は、なおのこと虚像の …
第5回セミナー/レクチャー・コンサート 2007年2月2日
2007年2月2日 活動報告
不滅の恋人にみるベートーヴェンの変貌 講演:青木やよひ 楽曲解説:北沢方邦 ピアノ演奏:パーク・ヨンヒ 会場:ルーテル市ヶ谷センター 2007年2月2日金曜日午後7時、ルーテル市ヶ谷センターで、レクチャー・コンサートが催 …
北沢方邦の伊豆高原日記【20】
2007年1月25日 北沢方邦の伊豆高原日記
今年は梅の開花が遅い。例年でも一月半ば、早い年は元旦から、わが家の早咲きの小梅の白い花々が冬枯れの空間を彩るのに、今日(二十四日)ようやく一輪ほころんでいるのがみられた。小梅が満開になる頃、紅梅が咲きはじめ、それから白梅 …
北沢方邦の伊豆高原日記【19】
2007年1月18日 北沢方邦の伊豆高原日記
夕暮れの美しい季節となった。東伊豆では水平線に沈む壮麗な日没はみられないが、日が山影に隠れ、緋色に燃える空も東から紫色に染まり、暮れなずむ頃、遠く濃い大島の島影に、宝石をちりばめたように町々の灯火がきらめき、ゆったりと回 …
北沢方邦の伊豆高原日記【18】
2007年1月2日 北沢方邦の伊豆高原日記
二階にある私の書斎の東の窓から、遠く海上の大島を眺めることができる。以前はかなりの距離に立っているヤシャの大木の、葉の落ちた枝々のあいだから見ていたのだが、それが切り倒され、新築の家ができたがため、その屋根の向こうに青い …




