北沢方邦の伊豆高原日記
北沢方邦の伊豆高原日記【114】
2011年12月3日 北沢方邦の伊豆高原日記
紅、白、桃色などサザンカの花が各所で満開となった。雑木の黄色や赤茶けたまばらな葉を透かして、海が青く光る。風もないのに枯葉の舞がつづく。 オウム真理教事件 オウム真理教事件のすべての裁判が終結した。事件はすでに過去のも …
北沢方邦の伊豆高原日記【113】
2011年11月3日 北沢方邦の伊豆高原日記
柿の葉が茜色となり、落葉しはじめ、ツワブキが黄色い花をつけ、芝生の隅にサフランが明るい紫の花を開き、秋色が深まった。柚子の実はまだ緑だが、色づきはじめたらタイワンリスとの睨みあいとなり、先手を打って収穫しなくてはならない …
北沢方邦の伊豆高原日記【112】
2011年10月18日 北沢方邦の伊豆高原日記
10月に入って季節の移り変わりが早い。伊豆高原中にただよっていたキンモクセイの香りは遠い記憶となり、桜並木が落葉しはじめた。松本にいた頃、城の外堀の桜が美しく紅葉するのを見たが、この温暖の地では枯葉色となって落ちてしまう …
北沢方邦の伊豆高原日記j【111】
2011年10月4日 北沢方邦の伊豆高原日記
真夏から急に秋深しとなり、すでに桜の葉が黄ばみはじめ、彼岸花だけが正確に彼岸の入り頃から満開となり、緋色の点景を散らしている。仲秋の名月には間に合わなかったススキの穂が風に揺れ、モズが、台風で吹き散らされて薄くなった葉叢 …
北沢方邦の伊豆高原日記【110】
2011年9月9日 北沢方邦の伊豆高原日記
空前の豪雨で紀伊半島に大きな被害をもたらした台風12号は去り、秋めいたさわやかな晴天となった。紀伊に似た山地の伊豆半島が直撃されていたらと、とても他人事とは思えない。さいわい伊豆高原は溶岩台地で、地震に強いだけではなく、 …
北沢方邦の伊豆高原日記【109】
2011年8月29日 北沢方邦の伊豆高原日記
天候不順で、晴れ間が覗くかと思うとときどき強い雨が襲ったりする。今日は久しぶりに朝から快晴である。ときおりメジロやガラ類が鳴くが、ウグイスや鳥たちの囀りの季節は終わり、蝉時雨だけが残っている。テッポウユリが次々と清楚な純 …
北沢方邦の伊豆高原日記【108】
2011年8月8日 北沢方邦の伊豆高原日記
暑さが復活したが、こちらは安定した28度前後がつづく。梅雨の再来のような天候のあいだ、鳥たちのさえずりは少なかったが、今日は盛大にウグイスたちが鳴き競っている。わが家にはないが、サルスベリの淡紅色や夾竹桃の赤い花々が咲き …
北沢方邦の伊豆高原日記【107】
2011年7月23日 北沢方邦の伊豆高原日記
西日本には被害をおよぼしたが、こちらには低気圧並みの雨と若干の風をもたらしただけで、台風6号は海上に去った。満開のヤマユリも一本も折れることなく咲き誇り、風に揺れている。室内に挿した一枝のお蔭で、家中にあでやかな芳香が漂 …
北沢方邦の伊豆高原日記【106】
2011年7月15日 北沢方邦の伊豆高原日記
7月9・10日のフォーラムのセミナーには間に合わなかったが、ヴィラ・マーヤのヤマユリが草の緑を背景に白く咲きはじめた。今年は例年より盛大に咲き誇りそうだ。梅雨明けの暑さでウグイスやホトトギスの鳴き声が間遠になったが、それ …
北沢方邦の伊豆高原日記【105】
2011年6月30日 北沢方邦の伊豆高原日記
梅雨明けしたかのような青空がつづく。窓から吹き込む微風が涼しく、どこからともなく野生のジャスミンの花のえもいわれぬ芳香を運んでくれる。おそらく裏の森の樹の緑の枝にからみつき、白く咲いているのだろう。芳香の行方を定めてみた …



