楽しい映画と美しいオペラ
楽しい映画と美しいオペラ――その57
2015年6月3日 楽しい映画と美しいオペラ
狂気のヴァリエーション——『セッション』に於ける音楽の魔性 「芸術上の——とくに音楽・絵画という純粋芸術の場合——才能とは病名のことではないかと思ったりする。とりわけ大いなる才能が宿る場合、宿主の魂を高貴にする一方で、宿 …
楽しい映画と美しいオペラ――その56
2015年4月23日 楽しい映画と美しいオペラ
鳥は老いて宙を舞う——『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 音楽的な感受性が豊かな映画監督は、おおよそ名監督ではないかと思う。ちょっと思い浮かべるだけでも、ベルイマンはバッハやアルビノーニ、ブルックナー …
楽しい映画と美しいオペラ――その55
2015年3月22日 楽しい映画と美しいオペラ
資本主義は超えられないのか——『グッバイ、レーニン!』の見る夢 アベノミクスのお陰で日本株は上昇の一途である。円をばら撒いているのだから当然その価値は下がる。この円安で、輸出を一手に引き受けている大企業の業績は上がるいっ …
楽しい映画と美しいオペラ――その54
2014年11月11日 楽しい映画と美しいオペラ
音楽における「成熟」の発見――栗本尊子、94歳の歌声 知人のソプラノ歌手、加藤千春さんが出演するというので、「かながわゴールデンコンサート2014」なるコンサートを聴きに横浜まで出かけた。33回というから連続コンサートと …
楽しい映画と美しいオペラ――その53
2014年9月11日 楽しい映画と美しいオペラ
祈りを心で体感する――『大いなる沈黙へ――グランド・シャルトルーズ修道院』 修道院とはいかなる所か、そんな興味を抱いて映画を観に行った。ところが、観はじめて程なく、そのような俗な興味は難なく霧消してしまった。この映画は、 …
楽しい映画と美しいオペラ――その52
2014年2月3日 楽しい映画と美しいオペラ
音楽の真摯な探究者――クラウディオ・アバドを追悼する 昨年の私の音楽体験で最大の痛恨事は、クラウディオ・アバドを聴けなかったことである。アバドが指揮するはずであったルツェルン音楽祭管弦楽団演奏会のチケットを買ってあったの …
楽しい映画と美しいオペラ――その51
2014年1月16日 楽しい映画と美しいオペラ
認識の手段としての映画――『ハンナ・アーレント』の伝えるもの ハンナ・アーレントを描いた映画が評判になっているとは聞いていたが、神保町の映画館での上映は観損なってしまった。上映館が新宿に変わったのを機会に、新年早々の1月 …
楽しい映画と美しいオペラ――その50
2013年11月27日 楽しい映画と美しいオペラ
未来をひらく日本オペラの誕生! 北沢方邦台本・西村朗作曲の《バガヴァッド・ギーター》 11月23日に、北沢方邦台本・西村朗作曲の《バガヴァッド・ギーター》が、サントリーホールのブルーローズで世界初演された。メゾソプラノ、 …
楽しい映画と美しいオペラ――その49
2013年9月8日 楽しい映画と美しいオペラ
「岸壁の母」と「鳳仙花」――演歌と兄の死 私は、この7月に石川さゆりの「天城越え」を聴くことによって、突然演歌に目覚めることになった。それまでもっとも苦手としていた演歌が、なぜそれほどまでに私の心をとらえるにいたったのか …
楽しい映画と美しいオペラ――その48
2013年9月2日 楽しい映画と美しいオペラ
日本のオペラに未来はあるか?――香月修《夜叉が池》をめぐって このコラムは、映画やオペラから受ける感動を伝えることを目的としている。故に、私の心を何事もなく通り過ぎた作品や上演については、ここに記すことはない。残念ながら …




