テクノファシズムへの警告―高木仁三郎さんからのメッセージ
2021年6月15日 みどりと気と市民運動のある暮らし
ムラサキツユクサの咲く季節になった。ごく最近探し物をしていて、表紙も欠けた今から39年前もの昔(1982年)のシンポジウム「今、体外受精を問う」の集会資料が出てきた。このシンポを企画・開催したのは、日本で初めての体外受精 …
楽しい映画と美しいオペラ――その102
2021年5月26日 楽しい映画と美しいオペラ
日本人女性の強さを描く――文楽『生写朝顔話』 4月25日、5月11日までの3回目の緊急事態宣言が東京都に発出された。5月14日の文楽のチケットを買ってあった私は、その時点で観劇を諦めていた。政府と都の新型コロナウイルスに …
むさしまるのこぼれ話 その十五 戦争から戦争へ
2021年5月20日 むさしまるのこぼれ話
『清作の妻』 今、女が手にしている五寸釘の切っ先は、まもなく夫の両眼に突き刺さるだろう。夫は失明し、兵役を免れるだろう。その結果、世間の顰蹙を買いつつも、少なくとも命は長らえるに違いない。出征祝賀会の座を離れて、たまたま …
春の愉しみⅢ お茶とジュースと化粧水
2021年5月14日 みどりと気と市民運動のある暮らし
5月も中旬となり、ドクダミの白い花が咲きだした。4,5年程前からこの白い花を摘みホワイトリカーに入れて化粧水代わりに使うようになったが、スッピンのときのほうが多いので毎年余る。 今年は貰い手が現れたのだが、彼女はナント( …
春の愉しみⅡ はじめての緑
2021年4月30日 みどりと気と市民運動のある暮らし
顔を出したばかりの頃の柿の若葉は、まだ色も鮮やかで柔らかい。 ビタミンCがレモンの10倍で「仙人の食べ物」だそうだし、ごく短いこの時期だけの初物だしと毎年枝から直接むしって食べている。不味いけれど…。 春近しを告げるフキ …
楽しい映画と美しいオペラ――その101
2021年4月22日 楽しい映画と美しいオペラ
嘘と愛と戦争と――黒沢清『スパイの妻』 娯楽性と社会性が見事に融合した、これぞ映画だ、という骨太な作品。話はサスペンス映画の様相を呈し二転三転するし、女と男の関係の複雑さも丁寧に描いている。茶の間で観た映画とは思えない、 …
菅政権は7世代先のことなど考えない!放射能入り汚染水の海洋放出の大愚
2021年4月20日 みどりと気と市民運動のある暮らし
2021年4月13日早朝、放射能汚染水の海洋放出を閣議決定した菅政権。首相官邸前では昨日に続き今日も「勝手に決めるな!」の声が上がった。トリチウム以外にもストロンチウムなどの人体にも魚たちにも有害な複数の核物質が除去でき …
ミャンマーに平和と民主主義を!ミャンマー大使館デモ同行記
2021年4月15日 みどりと気と市民運動のある暮らし
「軍は自国民を守らない」、その例をこれでもかと見せているようなミャンマー(ビルマ)の民衆弾圧。抗議デモに参加した人を銃殺し、殴り、逮捕しまくる光景が展開されて既に2か月余り。国軍により殺された人の正確な数は不明だが、70 …
遺骨まで使うとは!沖縄・辺野古基地建設
2021年4月4日 みどりと気と市民運動のある暮らし
■沖縄県庁前断食行動に連帯する東京行動―NO、1 先の戦争の激戦地となり多くの犠牲者がでた沖縄南部。その地に眠る遺骨をボランティアで39年間も収集してきたという具志堅隆松さん。彼は3月1日から沖縄県庁前で命がけのハンガー …
春の愉しみ・1 sweet violet
2021年3月28日 みどりと気と市民運動のある暮らし
祖母が好きだった紫色の小さなスミレ、昔々から我が家の庭に雑草化して生息し、春になると顔をだす。なんとも素敵な匂いを発していて、英語名の「スイート・ヴァイオレット」の名称がぴったり! 私は修道院が併設されたカトリックの学校 …